今回は、ふと思い立ってステムベアリングを交換しました。
ステムベアリングの交換は、それなりの工具と知識、経験値がものを言う作業になります。
初めてチャレンジする方は、必ず交換歴のある人との共同作業をお勧めします。
見様見真似でやると大惨事か途方に暮れる事になる事必須になります(笑)
自分は予備のステムを持っているのでローテーションで使っています。
事前にレースとベアリングを交換しておくとかなりの時短になります。
ステムナットを緩めるこの専用工具もあると便利です。サンダーの歯を交換する工具でも代用できますがタンクが邪魔して上手く緩められないと思うのであまりお勧め出来ません。
レースを外す工具も洋々な種類があるので工具を買い足していくのも楽しいもんです。
ベアリングとシールはホンダ用を流用します。同じ規格でDucati純正は1万オーバー！
かたやホンダ純正だと6000円ぐらいです。
カワサキも同じ規格がありますがホンダよりちょっと高い。
一番の難関がやっぱりレースを抜く作業になります。
ガレージがあれば吊るしてやるのですが、青空メンテの自分の場合はセンタースタンドとジャッキアップだけでやります。
アンダーレースを抜く時は上から下に叩くので簡単に抜けますがトップを抜く時が力を掛けづらくちょっと面倒です。
ここら辺の作業はやはり経験値が必須になってきます。
サイズが合うボックスレンチを土台にして自分はやっています。
ステムナットのトルクは30ntです。
Ducatiの良いとこはステムリングを使わずにステムナットでトルク管理をしているとこですね。
交換後はやはり動きがスムーズになります。
取り回しが思い。Uターンがしづらい。段差の衝撃が酷いなどの症状があるバイクは交換を是非ともお勧めします。
