飯伏幸太選手のツイート暴露がはじまってから沈黙が続いていた新日本プロレスが遂に会見を正式に開きました。
社長と木谷オーナーの2人が出席して残念ながら飯伏幸太選手は欠席。3人揃って会見を開いてくれれば、もっとスッキリした気分になったかも知れませんが、会社が会見をしてくれたおかげで全容解明とはいきませんが、ある程度の事実関係が分かってきました。
事の発端は飯伏幸太選手が、欠場中にもかかわらずTAKAみちのくの団体JTOに会社の了解も得ず試合のセコンドに付いてしまった事から泥沼の展開に。
飯伏幸太選手も新日本プロレス所属選手であればセコンドとは言え他の団体の試合にセコンドに付くのはご法度だと知らなかったのでしょうか!?
年齢が40歳で芸能事務所のアミューズとも契約してれば分かっていて当然だと自分は思いますが…。
一般企業に置き換えれば一発解雇案件です。
今回の会見を見て率直にまず思ったのが新日本プロレスは、かなり大人な対応をしたと思いました。
令和のプロレス運営は、年々厳しくなるコンプライアンスにもしっかりと対処しなければいけない時代。
これが昭和や平成初期であれば、うやむやに会社主導で一方的に幕引きもあった時代。
復帰を望んでいるポーズを出し契約満了で退団するもやむ無しとの事で会見を見るまでは、いよいよ飯伏幸太選手の退団発表のお知らせだと、ばかり思っていたので会社としてはかなり誠意を持った会見だと率直に感じました。
この会見を見て腑に落ちないのが、飯伏幸太選手が言っている母親の自殺未遂に関する事です。
これがどうも自分の中で引っ掛かっていて自分の息子が会社と揉めていて、その影響で母親が自殺未遂を果たしてするのかどうか…。
悩む息子を勇気づけてあげるのでしたら分かるのですが自分が死んでしまったら、それこそ息子に多大な迷惑と心の傷を負ってしまう。
子を持つ親の立場ならば息子を勇気づけてあげるのが先決だと思うので飯伏幸太選手が謝罪を要求してるのもどうかと感じてしまう。
ここまで長引くと自分自身の商品価値も下がり例え新日本プロレスで復帰出来たとしても相当ないばらの道になるのは明らかです。
ニュージャパンカップの復帰時期を巡り真相も残念ながら昨日の会見では触れずじまいに終わりこの局面を打開するには、飯伏幸太選手と社長、オーナーと3者揃って会見の場を、設けるのが一番の現状打破になるのではないでしょうか。
会社が会見を開いた事で飯伏幸太選手が、この先もツイートするのであれば、まわりくどい支離滅裂な言葉は使わず真相解明に迫るツイートをするか弁護士同伴で会見をしていく時が、いずれくるのではと…。